第549回例会

鈴木理恵子・上村昇・若林顕 トリオ

《 ヴァイオリン:鈴木理恵子  チェロ:上村昇  ピアノ:若林顕 》

2014年 7月2日(水)  18:45開演 (開場は17:30)

松山市民会館中ホール


演奏者プロフィール

☆鈴木 理恵子 ( すずき りえこ ): ヴァイオリン

桐朋学園大学卒業後、23歳で新日本フィル副コンサートミストレスに就任。在学中は篠崎功子、インディアナ大学でJ.ギンゴールド、夏季セミナーなどでH.シェリング、N.ミルシタイン、M. シュヴァルベの各氏に師事。

97年からはソロを中心に活動。ソリストとして主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタル他、国内外の数々の音楽祭に招かれる。また、クラシックに留まらず「東洋と西洋」をテーマに独自の活動を展開。神奈川県立音楽堂のレジデンスとしての斬新な公演は話題を呼んだ。さらにはベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏等を行う他、スウェーデン・マルメ市立歌劇場の客演コンサートマスターとしても定期的に招かれるなど、その活動は幅広い。後進の指導にも力を注ぎ、これまでにニュージーランド、インドネシア、中国など各国の国立音楽院等で度々ソロ、室内楽のマスタークラスを行っているほか、著名な作曲家たちからの信頼も厚く、多くの作品の初演に指名を受けている。ソロやデュオで多数のCDを発表。

04年より現在まで、読売日本交響楽団の客員コンサートマスターを務めている。また近年では、夫でもあるピアニスト若林顕とのデュオで、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲をはじめとする数々のヴァイオリンとピアノのための名作に意欲的に取り組んでおり、その真摯な解釈による奥深い演奏が高い評価を得ている。

☆ 上村 昇  ( うえむら のぼる ): チェロ

1975年、京都市立芸術大学卒業。黒沼俊夫氏に師事。76年、第23回文化放送音楽賞受賞。77年、第46回日本音楽コンクール第1位。海外派遣コンクール松下賞受賞。79年、京都・ 東京にてデビュー・リサイタルを開く。第6回カサド国際チェロ・コンクール優勝。ヨーロッパ各地で活躍。83年、第1回京都府文化賞新人賞受賞。86年、東京・京都にてバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催。91年、ノイマン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。93年、第5回飛騨古川町音楽大賞奨励賞受賞。プラハ交響楽団と共演。98年ABC国際音楽賞受賞。2001年、第19回京都府文化賞功労賞受賞。

ソリストとしての活躍はもちろん室内楽の分野においても国内外の著名なアーティストたちからの信頼も厚い。また、98年に京都府民ホール・アルティの開館10周年を記念し弦楽四重奏団(ヴァイオリン豊嶋泰嗣・矢部達哉・ヴィオラ川本嘉子)を結成し、定期的に公演を行っている。現在、母校の京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学客員教授として後進の指導にもあたっている。

☆ 若林 顕 ( わかばやし あきら ): ピアノ

東京芸術大学で田村宏氏に、さらにザルツブルク・モーツァルテウムやベルリン芸術大学でハンス・ライグラフ氏らに学び、1982年第51回日本音楽コンクールピアノ部門第2位。1985年、第37回ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位入賞。さらに1987年には弱冠22歳でエリーザベト王妃国際コンクール第2位受賞。 その後、NHK交響楽団をはじめとする日本の主要なオーケストラのほか、ベルリン交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ロシア・ナショナル交響楽団、エーテボリ交響楽団、ノールショピング交響楽団、リンブルク交響楽団、パドゥルー管弦楽団、スコットランド室内管弦楽団等とも共演している。

室内楽奏者としてもコリア・ブラッハー、スティーブン・イッサーリス、堤剛、カール・ライスター、フランソワ・ルルー、ラデク・バボラク、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団など、内外の名手達と数多く共演して好評を博しており、さらにその延長として、弾き振りによる協奏曲演奏でも注目を集めている。

1992年出光音楽賞、1998年モービル音楽賞奨励賞、2004年ホテルオークラ賞受賞。 現在、桐朋学園大学院大学教授、桐朋学園大学特任教授、国立音楽大学招聘教授。松山市民コンサートの2012年12月例会では、ベートーベンの第九(ピアノ版)を熱演している。


曲目

実力派3人による名曲のアンサンブルを堪能できました。

  • ベートーヴェン  / ピアノ三重奏曲 「大公」
  • チャイコフスキー / ピアノ三重奏曲 「偉大なる芸術家の思い出に」



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